2017-10-19

【専門家コメント②】昆虫の調理法について(昆虫料理研究家の内山昭一先生からコメントを頂きました!)

昆虫料理研究家の内山昭一先生からコメントを頂きました!②

昆虫は昔から人が食べてきていますし、他の食材と調理法に変わりはありません。ただ昆虫は外骨格なので成虫になると甲虫など多くの種類で外側のキチン質が硬くなります。

一般的に外皮が比較的硬い成虫は揚げると食べやすく、やわらかな蛹や幼虫は揚げる以外に煮たり焼いたりとレパートリーが広がります。とはいえ甲虫の成虫は揚げても外皮は硬くて食用に向きませんが、セミ成虫などは揚げるとサクサクした食感を楽しめます。

甲虫は茹でるか電子レンジでホイル焼きし、開いて中身を掻き出して食べる方法もあります。飛ぶ筋肉が発達しているので胸の部分に赤身の美味しい肉がついています。

では安心して食べるための注意点を挙げておきましょう。これだけ注意すれば安心して食べることができます。

①十分に加熱する

②下茹でなどする前の昆虫に触れたら、必ず手を洗う

③エビやカニのアレルギーのある人は注意する

④初めて食べるときは少量を試す

⑤有毒な昆虫は食べない(例えば、マメハンミョウ、マルクビツチハンミョウ、キイロゲンセイなど)

内山昭一先生より

昆虫料理研究会HP http://insectcuisine.jp/

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