2021-10-31

【書籍・共著】『代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み』が11月末に出版!

エントモ代表の松井です。
11月末に培養肉、植物肉、昆虫食、藻類などの「代替タンパク質」をまとめた書籍『代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み』が出版されます。
当社代表はこの本の昆虫食の章【第6章】の第1節(25P)を担当しました。

 

【書籍概要】

書名:<培養肉、植物肉、昆虫食、藻類など>代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み
発刊:2021年11月末予定  
定価:61,600円(税込(消費税10%))
体裁:B5判 約230ページ  
ISBN:978-4-86502-220-9
本の詳細:https://johokiko.co.jp/publishing/BC211101.php
申込方法:https://www.johokiko.co.jp/mousikomi/index.php#no3

 

書籍目次

【第1章】 持続可能な食料供給の視点での次世代タンパクの重要性(約11ページ)
【第2章】 日本としての代替肉への取組と方向性(約14ページ)
【第3章】 特許情報から見る代替肉・昆虫食の動向とトレンド(約28ページ)
【第4章】 培養肉~基礎から様々な製造技術、普及のシナリオ、消費者意識など~
【第5章】 植物・藻類由来の代替タンパク質  ~大豆、米、藻類由来のタンパク源とそれを支える周辺技術、ビジネス戦略~
【第6章】 昆虫食~概要・法規制から、様々な昆虫を用いた昆虫食・昆虫飼料の可能性~

 

昆虫食の章の詳細

『第1節 昆虫食の歴史・文化形成から考える昆虫食の未来と食用昆虫の法律』(約25ページ、当社代表の松井の担当節)

1.昆虫食の概要と歴史
 1.1 霊長類の食性の傾向と昆虫食
 1.2 途上国の肉の需要増加は人類進化の歴史が原因?
 1.3 人類の昆虫食の傾向

2.食文化の形成
 2.1 宗教と食の禁忌(タブー)と昆虫食
 2.2 昆虫普及の心理的阻害要因と緩和方法

3.食料問題についての筆者の考え方
 3.1 「食料危機」は起きない?
 3.2 「2030年タンパク質危機」とは
 3.3 タンパク質危機は起きない?

4.昆虫食の未来
5.食用昆虫に関する法律
6.筆者の簡単な自己紹介と現在の取り組み

『第2節 飼料としての昆虫の機能性と今後の展望』(約9.5ページ)

1.昆虫飼料化の背景
2.昆虫ミールの魚類用飼料原料としての特性
3.昆虫ミールの機能性
4.機能性多糖:シルクロースの魚類への作用
5.飼料原料としての昆虫の機能性の意味

『第3節 「蚕」原料の昆虫食「シルクフード」の開発と展開~日本発の代替タンパク質の創出~』(約9.5ページ)

はじめに
1.昆虫食の課題
 1.1 量産技術の開発
 1.2 心理的抵抗感の軽減
 1.3 汎用性の高い食品素材の開発
2.代替タンパク質としての「蚕」の特徴
 2.1 養殖昆虫として
  2.1.1 量産化と世界最高水準の研究知見
  2.1.2 未活用農作物によるタンパク質生産モデル
 2.2 食品素材として
  2.2.1 クセの少ない風味と加工特性
  2.2.2 健康機能性・栄養素

3.エリー株式会社及びシルクフードの紹介
 3.1 食用蚕の創造
  3.1.1 加工特性
  3.1.2 成分特性
  3.1.3 昆虫特性
 3.2 普及へのロードマップ
 3.3 「シルクフード」のこれまでとこれからの展開

『第4節 食用コオロギの生産と商品展開』(約6.5ページ)

はじめに
1.コオロギの生産
2.コオロギの品種改良
3.コオロギの加工
4.コオロギ加工食品の開発と普及
5.食料問題解決へ向けて

<培養肉、植物肉、昆虫食、藻類など> 代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み

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