2018-02-23
長野県庁からの要請で、阿部守一長野県知事に世界の昆虫食産業の現状と動きをご説明をしました
長野県庁からの要請で、2017年12月14日に長野県庁知事室を訪問しました。阿部守一長野県知事と県職員の方々に世界の昆虫食産業の状況や昆虫食ビジネスに関してご説明しました。
知事室にて、会談後の阿部知事との写真
知事と県職員の方々に、海外で販売されている昆虫食の製品を実際に食べて頂きながら、海外の事例と日本で昆虫食が産業として発展するための課題をご説明しました。
また長野県産のイナゴの佃煮や蜂の子、ザザムシなどを頂きながら、長野県の昆虫食を国内外に発信していくための課題について、私の考えをご説明しました。
阿部知事と県職員の方々はご多忙の中、会談時間を45分間も設定して頂きました。長野県が昆虫食を国内外に発信していこうという思いをとても強く感じました。
私は日本、特に長野県は、昆虫食で世界をリードするポテンシャルが非常に高いと考えています。その理由は、
①世界では日本食は大ブーム。「和食」はユネスコ無形文化遺産に登録されました。
②昆虫食と日本食は相性がとてもいい!昆虫は海老や蟹のような甲殻類に近いため、海老や蟹に近い味がします。また、かつお節のようにとてもいい出汁がでるため、ダシ文化の日本食との相性もいい。
③長野県には昆虫を食べる文化が伝統食として残っているため、昆虫に対して抵抗が無い方の割合が高い。
からです。
関連記事