◆告知◆2/14 情報機構主催セミナーにて講座「<昆虫は未来のタンパク源?!>産業化を意識した昆虫食の最新動向および可能性と課題」を実施します!
2019/2/14(木)に情報機構主催セミナーにて、ビジネスパーソン向けに昆虫食の講座「<昆虫は未来のタンパク源?!>産業化を意識した昆虫食の最新動向および可能性と課題」を実施します。
普段の講演やワークショップでは、昆虫食普及のため、一般の方向けに内容を絞って行っておりますが、今回の講義はビジネスパーソン向けに昆虫食の産業化や世界の動向・昆虫養殖の自動化の流れなど、幅広い分野について講演します。
【セミナー概要】
●日時 2019年2月14日(木) 10:30-16:30
●会場 東京都品川区東大井5-18-1 きゅりあん4階 第1特別講習室(JR/東急線 大井町駅前)
●受講料:1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ → https://www.johokiko.co.jp/semiflow.php
■ セミナー詳細 https://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190212.php
【セミナー内容】
1.昆虫食の歴史
1.1. 哺乳類の進化と昆虫食
1.2. 世界の昆虫食の歴史的・文化的な背景
1.3. 日本で昔に食べられていた昆虫食について
1.4. 昆虫と漢方について
1.5. 世界各国ではどのような昆虫が食べられているか
1.6. 先進国で昆虫食が食べられなくなった理由
1.7. 「昆虫食」の分類。自然採集と養殖の違いなど
2.百聞は一食にしかず!実際に昆虫食を食べてみよう!
*ご試食により、昆虫食の美味しい食べ合わせ/食べやすさや粉末割合による違いなどを体感頂きます。
*試食は任意です。試食なし/一部のみの試食でも受講には全く問題ございません。(昆虫食を用いていないお弁当を弊社でご用意しております。)
*昆虫はエビやカニに近い種族であるため、甲殻アレルギーの方は昆虫を食べるとアレルギーの症状を起こす可能性がございます。自己判断にてご試食をお願いします。
2.1. 昆虫粉末入りクッキーの試食体験
・昆虫粉末入の割合が5%、10%、15%、20%のクッキーをご用意。
粉末の割合によって、味や色がどのように変化するかを、実際に食べて体験
2.2. 昆虫粉末を実際に使ってみよう
・昆虫粉末を使って和食を食べてみよう。
・昆虫食とアイスは相性が抜群! 英国エコノミスト紙はここ数年『世界食料デー』である10月に、食糧問題を考える切っ掛けとして、昆虫アイスを配布するイベントしています。 昆虫アイスを食べてみよう。
2.3. 世界の昆虫を食べてみよう
3.国連推奨の昆虫食は未来食?!
3.1. 国連が昆虫食を推奨した理由と経緯
3.2. 昆虫食とSDGsの関係
3.3. 次世代蛋白としての昆虫食
3.4. 宇宙旅行時代と昆虫食
3.5. 昆虫食と災害食
4.昆虫食の世界動向
4.1. アジア圏の中でも昆虫食文化が残るタイの動向
4.2. 北米の動向
4.3. ヨーロッパの動向
4.4. アフリカの動向(国際支援や伝統食)
5.日本の昆虫食の現状
5.1. 日本の伝統食・伝統文化として現存している昆虫食文化について
5.2. 現在の日本の昆虫食のイノベーター層について
6.昆虫食普及の課題
私は昆虫食のワークショップや料理イベントなどを多数実施してきました。これらの活動で感じた課題を、以下の項目でご紹介します。
6.1. 心理面のハードルや偏見を超えるために必要なこと
6.2. 伝統食からの脱却
6.3. 食育、啓蒙活動
6.4. レシピ開発
6.5. 法整備やアレルギー対策
6.6. 安定供給
7.昆虫の安定供給と大量生産
7.1. 昆虫の自然採集から養殖へ。持続可能な食料源へ
7.2. 廃棄物のリサイクルと昆虫飼料
7.3. 昆虫の養殖工場の自動化
7.4. 日本の機械産業の参入可能性について
7.5. 昆虫の品種改良と遺伝子組み換え
8.世界の昆虫食と昆虫飼料の未来
8.1. 2018年5月に開催された 昆虫食と昆虫飼料の国際会議(IFW2018)の様子を動画で紹介
8.2. 世界の昆虫食と昆虫飼料業界が目指す方向性
8.3. 日本が目指すべき方向性