2020-08-17

◆予約受付中◆10/13(火)ZOOMセミナー <昆虫は未来のタンパク源?!> 産業化を意識した昆虫食の最新動向および可能性と課題

【予約受付中】

2020/10/13(火)にセミナー企業の情報機構主催のオンラインセミナーで、ビジネスパーソン向けに昆虫食の講義をします。只今予約受付中です。

 

【概要】

●講座名:ZOOMによるオンラインセミナー<昆虫は未来のタンパク源?!>産業化を意識した昆虫食の最新動向および可能性と課題

●日時:2020年10月13日(火) 13:00-16:30

●受講料

【ライブ配信(見逃し視聴有り)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【ライブ配信(見逃し視聴無し)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

●希望者は昆虫食のサンプルあり:配布ご希望の方はお申込みフォームの備考欄に「昆虫食サンプル希望」とご記入ください。

●セミナーの詳細とお申込み方法は → こちらのリンク ←より

 

【本講座開催の経緯】

2020/6/5に情報機構で一日で次世代タンパク質を学べる講座

「次世代タンパク質としての昆虫食・人工培養肉・藻類の可能性 ~タンパク質危機への対応とビジネスチャンス~」

が開催されました。第1部が昆虫食、第2部が藻類、第3部が培養肉の3部構成で、当社代表の松井が第1部を担当しました。昆虫食の講座が好評だったことから、昆虫食に特化した講座を開催することになりました。

 

本講座の特徴

近年、昆虫食や植物肉、培養肉、藻類などの「次世代タンパク質」が世界的に注目されています。しかし、国内外のメディアや企業などからの情報は、

①タンパク質危機や食糧危機、地球温暖化などの「危機」を過剰に煽る。
②昆虫食のメリットを過剰にアピール。昆虫が何でも解決するかのような過剰広告(例.「昆虫食が地球を救う」)

など非常に偏っています。その理由は、

メディアの場合:危機を煽った方が視聴率や部数が稼げる。「今日も平和です」ではニュースにはなりません。

企業の場合:危機感や不安を煽るのが商売上有効だから。美容や健康関連で顕著。不利な情報は出さない。

人類の性質:「昔のことほど良く見え、現在進行中のことほど深刻に見える」という遠近歪曲(わいきょく)トラップ

歴史から学ぶ危機を煽る例として

1970年代:あと30年で石油が枯渇する!

戦前の日本:日本人の人口が爆発的に増加し、食糧難でピンチ!食い扶持を減らすために、日本からブラジルやアメリカなどに移民しないと!
現在の日本:少子高齢化で人口が減少しピンチ! 移民を受け入れるべきだ!

1940~1970年代:地球全体の平均気温が下がってきている。このままだと地球寒冷化で食糧危機になる!
1980~現在:地球温暖化で地球がピンチ!このままだと(以下略)

現在:途上国を中心に肉の消費量が伸びている。このままのペースだとタンパク質の供給が追いつかなくなり、タンパク質危機になる!

と、人類はどちらに転んでも常に「このままだとピンチ!」として扱われます。

このような情報が偏りがちなメディアや企業の特徴と、人類の性質(遠近歪曲トラップ)などのため、どうしても得られる情報が偏ってしまいます。そのため、現在の状況を正確に判断し、未来を予想をすることが難しいです。歴史は繰り返す。現在の「危機」は、過去にさかのぼり、時間軸を長くして考えることで、より正確な未来を予測できるのではないでしょうか。

そのため本講座は以下の点に力を入れています。

・様々な意見がある場合は原則として両論併記とする。例えばタンパク質危機が起きないという考えも紹介します。タンパク質危機を説明する時によく使用されるグラフが、理論的に間違っていることを、経済学の視点で解説します。

・遠近歪曲トラップを回避するため、物事の時間軸を長く設定する。人類誕生700万年の歴史から学ぶことで、途上国でタンパク質の需要が増えている理由や、日本で昆虫食文化が衰退した理由、先進国でも昆虫食が再び普及する可能性が高いことを経済学的な視点から論理的に解説します

・本質から説明する。例えば、先進国で昆虫食が嫌われている理由などを、人間の特性から論理的に解説する。

これによって、受講者が昆虫食について、正確な理解と未来予測の一助になればと思います。

 

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