2021-06-16

(株)昆虫食のentomoは『国連食料システムサミット2021』支持を表明するコミットメントを提出しました。

株式会社昆虫食のentomo(代表取締役社長:松井 崇)は、2021年9月にニューヨークで開催予定の『国連食料システムサミット(Food Systems Summit:FSS)』への支持を表明し、コミットメントを提出しました。

当社のコミットメント

(株)昆虫食のentomoは、全ての持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、持続可能な食料システムへの変革のための具体的な行動を推進するために開催されるFSSへの支持を表明します。
当社は、持続的な食料システム、特に「1.質(栄養)・量(供給)両面にわたる食料安全保障」及び「4.農山漁村地域の収入確保」の実現に貢献するため、昆虫食普及・昆虫食文化醸成とアフリカからのフェアトレードに取り組みます。

具体的な取組・目標(コミットメント)

①現代技術で伝統的な昆虫食を未来食「昆虫食2.0」にアップデートすることで、昆虫食の普及を推進します。
②昆虫食文化醸成のための教育・食育活動をします。
③昆虫食の産業化推進のために、昆虫食の規格・ルール作りに参画します。
④アフリカの女性団体からフェアトレードで仕入れている輸入量を増やします。

当社のVISION

食用昆虫が「肉」の選択肢に加わることで、世界100億人の食文化がより豊かに。
先進国では健康増進、途上国では栄養改善。

関連情報

SDGs宣言 https://entomo.jp/sdgs_edibleinsects

Our Pledge to the Food Systems Summit(英語版)

entomo protein Inc. expresses support for FSS(Food Systems Summit) which is held to promote concrete actions for the transformation of Food Systems, for the purpose of delivering all the Sustainable Development Goals.
We are committed to “Disseminating insect food and fostering an insect food culture” and “Fair trade from Africa” for contributing to the development of sustainable food systems, especially “Action Track 1. Ensure access to safe and nutritious food for all ” and “Action Track 4. Advance equitable livelihoods

Commitment

① Updating a traditional insect food to the future food “insect food 2.0”.
② Promoting education for fostering an insect food culture.
③ Participating in rule-making for edible insect industrialization.
④ Increasing the amount of fair trade from African women’s organizations.

Our Vision

Edible insects will be one of the “meat” option, the food culture of 10 billion people will be more enriched with them.
People in developed countries will become healthier.
The nutritional status of people in developing countries will be improved.

References

SDGs Declaration  https://entomo.jp/sdgs_edibleinsects

『国連食料システムサミット(Food Systems Summit:FSS)』とは?

国連主催のサミットです。 国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成のために、持続可能な食料システムへの転換が必要不可欠だという、グテーレス国連事務総長の考えに基づき開催されます。2021年7月ローマでプレサミットが、2021年9月にニューヨークでサミットが開催予定です。

国連食料システムサミットは、食料システムの視点で捉えて、その持続性の確保を世界的な共通の課題として議論し、今後のあるべき姿を示そうとする各国ハイレベルによる初めての国際会議となります。

詳細:国連食料システムサミットページ

サミットの5つのテーマ

1.質(栄養)・量(供給)両面にわたる食料安全保障
食料の安定供給、食料の安全保障の確立

2.食料消費の持続可能性
食育、健康的な食事、食品ロス削減、地産地消

3.環境に調和した農林水産業の推進
農林水産業が環境に及ぼす影響への対処(含デジタル化)

4.農山漁村地域の収入確保
女性や若者を対象とした農山漁村での雇用創出と生計の安定

5.食料システムの強靭化
新型コロナを踏まえた食料サプライチェーンの強靭化

サミットにおけるコミットメントとは?

サミットでは、各国が持続可能な食料システムの実現のためのコミットメントを提出することとなっています。
日本でも国連食料サミットへの趣旨に賛同し、持続可能な食料システムに資する取組をコミットメントとして提出したものを、日本政府がとりまとめて、サミット事務局に提出する予定です。

日本国のコミットメント一覧

https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kanren_sesaku/FAO/commitment.html

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