2021-07-12

文化放送「SDGsVoice」に2週間に渡って出演します

エントモ代表の松井です。

文化放送のSDGsをテーマにしたラジオ番組「SDGsVoice」に、本日夕方から2週間に渡って出演します。

【放送日時】

東京のラジオ番組 文化放送にて
2021年7月12日~7月16日 の 17:50~17:55
2021年8月16日~8月20日 の 17:50~17:55
の二週間に渡って放送予定

radikoからも視聴可能

SDGs Voiceとは

「私たちの住む世の中が、持続可能な形で少しでも良いものになればと思い、身の回りの人々や、様々な組織や企業の取り組みの声を拾い集めます。そしてそれが、やがて多くの人の声につながっていけばと願います。

SDGs Voice

あなたの声をみんなの声に。」

内容

昆虫食を中心に幅広くご説明しました。

フェアトレード

例えば、途上国の経済発展と栄養状態改善には、現地でも食べられる食料(当社の場合は昆虫食)のフェアトレードが有効です。途上国ではカロリーが足りていてもタンパク質が不足しがちです。昆虫は高タンパク質なため貴重なタンパク源にもなりますし、昆虫ビジネスは少資本から始めることができるため、途上国の貧困層の現金収入にも有効です。

一方のカカオやコーヒー豆のようなプランテーション農作物だと、現地でいざという時に食料にすることができませんし、単一栽培のため価格変動が大きいというリスクがあります。

食料危機対策で昆虫食
昆虫食で健康増進&栄養改善!

また、昆虫食はニュースなどで「食料危機対策に昆虫食」という取り上げられ方多いですが、食料危機は起きません。この60年以上にわたって人口増加率よりも食糧生産量の増加率の方が高いため(下図)、途上国も先進国も1人あたりの摂取カロリーは増え続け、世界の貧困率も半減しています。データを分析すれば、政変や天災等で局所的な飢餓がおきたとしても、恒常的な「食料危機」はよほどのことが無い限り起きないことは明らかです。

なお農林水産省に確認したところ、日本や世界でも「食料危機」の統一的な定義はないそうです。「食料危機」の定量的な定義がないためか、「食料危機」はフワッとしたイメージで使われがちです。

「食料危機」とは関係なく、先進国も途上国も、昆虫食が食の選択肢に加わることで、健康増進と栄養改善が進むでしょう。また、「石油危機」はいつまでたっても起きませんが、「石油危機対策」による省エネ技術の発展によって生活水準が向上したように、昆虫を食の選択肢に加えることで、食料生産システムの合理化も進み、先進国も途上国も生活水準がより向上するでしょう。

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